峠を越え着いた漁港は割りと水深がありそう。
墨跡もポツポツ見受けられたので腰を据えてやることに。
すぐに始めればいいのに足元にメバルがちょろちょろしてるのを見てしまうと「ちょっとだけ・・・」
とメバルをしてしまう。ちっちゃいけどキレイなメバル。これが俗に言う「金メバ」というやつか?
体とヒレが金色がかっている。他の人のブログなんか見てるといつも自分が釣るメバルと若干
色が違うと思っていたがいるところにはいるんですね。それに比べて伊勢湾のメバルは色が
汚いなぁ・・・。アナハゼラッシュがやってきたのでエギングに切り替え。しかしここで猛烈な睡魔が。
立っていてめまいが起きるような状態になり、さすがに仮眠。
起きるとAM8:00。空は快晴。しかし猛烈な横風が吹いてきた。
ポイントからの向かい風。エギがブーメランのように戻ってくる。(大げさでしょ?でも本当です)
長くなってきたので以下省略。風がやまないのでポイント下見してきました。
いい場所が沢山見つかりそれはそれで収穫。春が楽しみです。
テンションだだ下がりで尾鷲市街に戻ってきた時点で13時。これが知多だったら
即帰りやけど尾鷲まで来てこれでは帰れない。
でもホームでないので情報がない。もう最後の手段!ということで1回立ち寄ったことがある
釣具屋で情報収集。しかしここの主人はものすごーーーーく冷静な方でテンションを下げられる
可能性が高い。でもこれしかない。
「イカどうですか?」→「あんまりやね」
「風やまないですかね?」→「やまないよ」
うーん。クールやわ。
「何か他に釣れないですか?」→「いやぁ、厳しいやろ。あ、でもメッキ今日がラストチャンスちゃう?」
「そうですよね。帰ります・・・・・・・・・・、ん?メッキ!?」
何度も再確認したところ多い人で一日40匹あげるらしい!
これはいっとかなあかんやろ!ということでポイントへ移動。
ポイント着。おっちゃん1人。(カブラ釣り師)釣果を聞くとバケツを見せてくれた。
なんとその中にはメッキが10匹超。
もうテンションMAXで開始。・・・しかし釣れない。
おっちゃんも全然釣れない。
「お兄ちゃん来る前はよう釣れとったのになぁ。」
はい、いつものパターンね。いろんなとこで疫病神ですから。
周りにはボラ子が湧きまくり。しかもメッキがたまにバシャバシャ追っているのがわかる。
っていうか見える。足元まで追ってくるから。
でも釣れない。魚にバカにされているとしか思えない。
そこからなんと3時間不毛な時間が流れる。(ライズはとまらない)
テトラ帯ではアナハゼがベイトを捕食している。暇やから自然観察。(結構おもしろい)
アナハゼはいくらでも釣れる。でもおもしろくない。
石で仕切りを作ってヤドカリ牧場を作ってみたりする。でも「いい年して何やってんやろ?」
我に返り釣りを続ける。ほんと暇だったんです・・・。
そんな時おっちゃんがついに待望のメッキをあげた!
「うらやましぃ!」ほんですぐにご帰宅。「おい!勝ち逃げかよ!」
でも帰り際に「お兄ちゃん、ワームの方が釣れるみたいやで」とのアドバイス。
そんでミノーからワームにスイッチ。
トゥイッチ、ストップアンドゴー、早巻き、遅巻き、ジャーク・・・自分ができる全てを注いで
頑張っているとついに待望のHIT!
思ったよりものすご引く!慎重に慎重にあげる。初メッキGET!
20cmUP。
それからラッシュ突入!
こんなやつも釣れたけどほぼ20cmUP。今回は平置きできるメジャーを持参したので
確かです。
とにかく早巻きがいいです。たまにジャークを入れると入れたときに食ってきました。
また、さすが青物の子供なので横走りを結構します。自分のメバル用ウルトラライトの
ロッドではバットのパワーが足りず、走られたのをこちらに向かせることができないので
走られるがままになり手前のテトラでラインブレイクということが3,4回ありました。
メバリング用だとやり取りはとても楽しいですが確実に取り込もうと思ったらもう少し
パワーのあるロッドの方がいいかもしれません。
ということで日が落ちるまでにちょうど10匹取り込み納竿。取り込みにテクがあればその倍は
いってたのに・・・。いつも同じ反省です。
今年はメッキあんまり、と聞いてたので今までトライしませんでしたがやっぱり現地まで
行かないとわかりませんね。ほんまおもしろかったー!はまればメバルよりも楽しいかも。
次はシーバス用ライトタックル持参で。
最後にMAX25cmだったとメールしたらYRBに疑いをもたれたので証拠写真を載せておきます。